症例集

反対咬合 (中学生~大人の方の矯正)

上の前歯と下の前歯の被蓋関係が逆になっている、つまり、上の前歯より下の前歯の方が前にある状態です。
歯の問題で起こっている反対咬合は比較的簡単に解決できることが多いですが、顎の問題、つまり上顎が極端に小さかったり、下顎が極端に大きかったりすることで起こっている反対咬合は通常の矯正治療だけでは解決が難しく、外科矯正(顎を切る手術を伴う矯正治療)が必要になる場合もあります。
上顎の成長が体の成長よりも早くに終わるのに対し、下顎の成長は、体の成長が終わる頃に最大の伸びを示すため、下顎の成長が旺盛なタイプの方は、上顎の成長終了後、下顎だけがググッと前に伸びてくることがあります。ですから、反対咬合の本格的な治療は、顎の成長が落ち着くまで待ってから開始することをお勧めします。それまでは、上顎の成長抑制につながる前歯の反対の状態を改善するような簡単な治療にとどめておき、体の成長が終わる頃(女性では14歳、男性では16歳を過ぎたあたり)に再度しっかりとした診断を行い、通常の矯正治療だけで治療できるのか、外科矯正が必要なのかを見極めることをお勧めします。

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40代女性 [1536]

上の犬歯2本が元々抜かれていた反対咬合(受け口)の患者さんを矯正治療で治しました。

Before
After
患者さま情報 40代女性
治療費概算
リスクと注意点